大阪学院大学 外国語学部ホームページ
社会で活躍する卒業生の体験談や、留学中の学生からの現地リポート等が閲覧できます。

2016年度OGUトピックス

教育実習懇談会(2016年11月1日)報告

 11月1日(火)6限目に16-03-03教室にて、2016年度教育実習懇談会が開かれました。教育実習を終えた4年次生や中学校や高校で現在教壇に立っている本学卒業生が、来年度教育実習を迎える3年次生に教育実習の体験談や心構え等を話し、教育実習のイメージを把握すると同時に実習生同士の親睦を深める目的で毎年度開かれています。


 教育実習懇談会は、安田先生の進行による他学部合同の全体会から始まり、各教科に分かれた分科会で懇談が行われた後、もう一度全体会を行って終了となります。 


英語科では中田先生の司会進行のもと、4年次生4名と、本学OB・OGの3名の先生方が教育実習の体験談や心構え等を話しました。今年、教育実習を行った4年次生からは、実習中に自身が指摘を受けた注意点として以下の事柄が挙げられました。

    1.周囲をよく見ていない

    2.指示が曖昧である

    3.指導案を様々な形式で書けるようにする

    4.教育実習に対する姿勢が良くない


また評価された点としては、生徒とのコミュニケーションが良好であった点だったとのことでした。更に教育実習に向けて、


    1.英語の知識を付ける

    2.生徒たちが興味を持てるようなものを用意する

    3.準備をしっかりと行う

    4.簡潔にわかりやすくする


以上、4点が3年次生へのアドバイスとして述べられました。一方、OB・OGの先生方からは教育実習に対する助言として、


    1.時間管理の大切さ

    2.生徒とのコミュニケーションの取り方

    3.他教科の授業見学


等の指摘がありました。


先輩達の話を聞いていく中で3年次生の顔つきも次第に変わっていき、その後の質疑応答では、指導力についてや、生徒とのコミュニケーションについて等の活発な意見交換が行われました。

最後に司会進行の中田先生から「教師に絶対なる、という気持ちで教育実習に臨んでください。」とのアドバイスがあり、英語科の分科会は終了しました。

                                    (報告: 2010年度生 萩原 志織)



若井寛実さん ミニ講演

  10月27日、本学外国語学部ドイツ語学科(廃止済)卒業の若井寛実氏が来学し、当時若井氏をゼミナールで担当していた神谷先生の「国際事情」の1コーナーとしてミニ講演会を開催しました。会には同授業の受講生を中心に13名の学生、ならびに在学当時の若井氏を知る本学職員や本学教員をはじめとして、12名の参加がありました。


  ミニ講演会は「外国語を用いて仕事をすること」と題して行われ、学生は自分の先輩が活躍している姿を目の当たりにする一方、教職員は卒業生が立派に働きつつ、母校に帰ってきてくれたことを喜び、どちらも真剣に聴き入っていました。講演では、ドイツ語を学ぼうと決意

した経緯から留学の体験談、就職活動や社会に出てからの苦労話等が語られ、とりわけ講演の対象となっていた在学生に向けて、「『できない』と言わず『できる』『できるように努力する』と言う」ことが大事であり、若井氏自らもそのようなスタンスで臨んできたことを、いくつかの事例とともに話してくれました。この姿勢は、「どちらでもいい」と言い、自分の意見や判断を明確に持たない傾向のある学生にとっては、主体性や積極性を喚起する重要な提言であるように感じられました。


  さらに、交換留学の経験者である若井氏は、留学前から努力を欠かさずに語学力を上げ、卒業後に就職した商社でも実務を通じて、TOEICで高スコアを達成しています。講演会に参加した学生はその多くが就職活動を控えており、語学検定等の資格にも高い関心を持っているため、質疑応答でも積極的に質問をしていました。教職員からは在学時のエピ

ソードを中心に質問がなされ、久しぶりの再会を懐かしんでいるようでした。このように、教職員や在学生と卒業生とのつながりやネットワークができ、広がっていくことは、今後も大切に守られるべき大学教育の財産ではないでしょうか。


  若井氏は来年1月からドイツ・デュッセルドルフへ赴任することが決定しているとのことです。今回は、長期海外赴任を前に母校を訪ねてくれました。海外での更なる活躍と発展を期待して止みません。



国際センター PR

  外国語学部では10月25日から27日にかけて1年次・2年次のゼミで合同ゼミナールを開催し、国際センター職員が春期海外研修や海外交換留学の意義や成果について学生たちの理解を深め、興味を喚起するため、これらのプログラムのPRを行いました。


  海外研修は毎年度夏期と春期それぞれに実施されており、外国語学部をはじめとして多くの学生が参加しています。PRではまず、4年間の大学生活で「経験の引き出し」を増やすべきことが強調されました。経験の引き出しは様々なことを通じて増やすことが可能ですが、2週間から1か月の期間を日本国外で過ごし、日本とは大きく異なる環境に置かれることで、意識に変化が生じることは大いにあることでしょう。実際に今年度の夏期海外研修を経験した先輩たちからは、「語学力」の向上とともに「異文化理解」が進んだり「積極性」が身に

ついたりしたという意見が寄せられており、海外研修に参加することで経験の引き出しを増やすことができるのではないかと受講生も熱心に聞き入っていました。ぜひとも経験の幅を広げ、今後の大学生活に生かしてくれることを期待します。


  また、本学は2017年度、15以上の国・地域の40以上の大学と交換留学の提携をしており、例年多くの学生が交換留学に興味を持ち、申請をしています。そして、厳しい基準を満たした学生が4か月あるいは10か月の海外留学を実現しています。交換留学のPRでは、ここ数年から十数年にわたって、社会で求められる人材が変わりつつあることが述べられ、とりわけ以前よりも「グローバル」な観点が重要視されるようになっているとの説明がありました。国の示すグローバル人材の三要素には、上述の「語学力」「異文化理解」「積極性」がそれぞれ含まれており、これはすでに日本国内でも起こりつつある、ある種の「国際化」に対応しているものと考えられます。国の会議でもまとめられているように、このような「グローバル」な感覚は長期間の海外滞在によってこそ、より効率的に育まれるものであると言うことができ、外国語学部の学生は学部の特性上、交換留学をとくにお薦めしたいとのことでした。豊富にある大学を卒業するまでの時間を経験づくりに充て、将来の選択肢を増やしてほしいと強く感じます。



川本ゼミ in the I-Chat Lounge

4月20日、1年次川本ゼミで I-Chat Lounge を訪問しました。大学の授業が始まってまだ10日しか経っておらず、I-Chat初体験という学生も多かったですが、なかには、既に何度も I-Chat を訪れ、アメリカ人スタッフと仲良しになっている学生や、万博公園での I-Chat's Field Day に参加した学生もいて、和気あいあいと会話が始まりました。

まずはグループに分かれて、お決まりの英語での自己紹介からスタート。最初は照れながらたどたどしい英語で喋り出した学生たちも、ネーティブのスタッフたちの上手なガイダンスに導かれて、次第に英会話に慣れていきました。相手の言ったことを聞き取れなかった時、知らない単語を説明して欲しい時など、会話を進めていく上で困ったときに役に立つ便利なフレーズの練習もしました。皆、英会話に自信が持てたようでした。





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